1.
立地の条件整理
建てる敷地だけを見るのではなく、周りにどのような建物があるか、それらの建物の窓の位置はどこか、敷地に面している道路の幅や交通量はどうか、1年を通した太陽の出と入りはどうか、風の流れはどうか(特に周りの建物により風の流れは一般論だけでは測れないものがあります)、と敷地により千差万別です。
設計の恩師に指導を受けた「同じ条件の敷地はないのだから、同じデザインの建物は作れない」を座右の銘としています。
2.
伝統や風習
沖縄では、ご高齢の方と一緒に住んでいるケースも多く、親戚付き合いも濃いので、年配の方の意見や、家相・風水的な配置など伝統や風習をうまくデザインに取り入れていきたいと考えています。
また伝統的な沖縄の家には、電気や水道などない不便な時代に、快適に暮らすためのヒントが沢山つまっています。
3.
コラボレーション
夫婦や家族であっても価値観や好みは違うと思います。
個々の意見を尊重しながらもバランスのとれた飽きのこない家造り・空間造りを心がけています。
建物とは施主、設計、施工業者のコラボレーションだと思います。